Testnation | Our Origin (ターナーの光とTestnation)

Our Origin

ターナーの光とTestnation
新・大航海時代

グローバル教育も新しいフェーズへ

ターナーの光とTestnation - ORIGIN

ターナーの光とTestnation

A New Voyage in Global Education

19世紀のイギリスを代表する画家、ウィリアム・ターナー。
彼が描く海景画には、荒れ狂う波や深い霧の向こう側に、すべてを包み込むようなまばゆい希望の光が描かれています。

海図のない外洋へと自らの意思で漕ぎ出した若者たちが目指すべきは、まさにあのキャンバスの彼方に差す絶対的な光です。

The Fighting Temeraire
The Fighting Temeraire, J.M.W. Turner

コロナ禍で世界が息を潜めていた2020年。
マスク越しに静寂が広がる上野の国立西洋美術館で、私たちはロンドン・ナショナル・ギャラリー展を訪れました。

そこで出会った一枚の絵画『ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス』が、私たちの進むべき航路を決定づける強烈なインスピレーションとなったのです。

Ulysses Deriding Polyphemus
Ulysses Deriding Polyphemus, J.M.W. Turner
THE ORDEAL

試練を乗り越えた瞬間を描いた物語

この絵の下地となったモチーフは、ホメロスが描いた叙事詩オデュッセイアの一節です。主人公の英雄オデュッセウスは、航海の途中で一つ目の巨大な怪物ポリュフェモスに捕まり、洞窟に閉じ込められてしまいます。

絶体絶命の危機。
しかし彼は武力ではなく知恵を使い、怪物の目を潰して鮮やかな脱出を果たします。

絵画の左上、崖の上にうっすらと描かれている巨大な影。それが目を潰されて身悶えしている怪物ポリュフェモスです。つまりこの絵は、絶望的な試練を知力と勇気で正面から打ち破り、次なる海へ出航した直後の瞬間を描いているのです。

THE DESTINATION

圧倒的な光と船出

ターナーの真骨頂である光の表現が、この作品では特に顕著に表れています。
画面の右側から、世界を黄金色に染め上げる圧倒的な迫力の朝日が差し込んでいます。

オデュッセウスの乗る立派な船は、過去の象徴である暗い影に背を向け、希望に満ちた輝かしい光の源である本来の目的地へ向かって進んでいきます。

それは、自らの意思で困難を乗り越えた者だけが見ることのできる、美しく壮大な夜明けの景色です。

THE NAVIGATOR

見えない導き手の姿

そして、この絵にはもう一つ、非常に象徴的な存在が描かれています。
オデュッセウスの船の水面付近をよく見ると、海の精霊たちが列をなし、船が正しい方向へ進むよう水面下から先導しているのです。

これに初めて気づいたとき、鳥肌が立ちました。この絵画の前にとどまっていた時間が最も長かったと記憶しています。

彼女たちは船の上には乗っていません。乗れないのです。
外の海から黄金の光へ進む船を、目立つことなく秘密裏に、しかし確実に光の方向へと導く羅針盤の役割を果たしています。

これこそまさに、親でもなく同乗者でもない、知的な摩擦と戦略で航海を導く外部のプロフェッショナル。私たちTestnationの姿そのものでした。

この絵が私たちの理念と完璧に重なり合う理由、そして私たちの名前に込められた本当の由来がそこにあります。

POLYPHEMUS 怪物 = 乗り越えるべき試練(Test)
GOLDEN SUNRISE 黄金の朝日 = 究極の目的地(Destination)
ULYSSES & CREW オデュッセウスと船員 = 若き世代(Nation)
SEA NYMPHS 海の精霊たち = 羅針盤(Testnation)

立ちはだかる過酷な試練(Test)から決して逃げず正面から乗り越え、自らの生きたいと願う本当の目的地(Destination)へと到達する。

そんな勇気ある異端の知性たちが集い、共に知的な摩擦を起こす一つの国(Nation)でありたい。それが私たちの揺るぎない願いです。

私たちはこれからも、勇気を持って未知の冒険へと飛び出してくる若者たちを待ち受ける、最高の羅針盤であり続けたいと思います。